Laravel6がリリースされました
2019年9月にLaravel6がリリースされました。
今回のバージョンはLTS版です。
LTS版とは
LTS(Long-Term Support)とは、2年間のバグ修正、3年間のセキュリティ修正を行うバージョンのこと。マイナーリリースでは、半年間のバグ修正、1年間のセキュリティ修正となっている。
バージョン | リリース日 | バグ修正 | セキュリティ修正 | PHP |
---|---|---|---|---|
5.0 | 2015/2/4 | – | – | 5.4 |
5.1(LTS) | 2015/6/9 | 2017/6 | 2018/6 | 5.5.9 |
5.2 | 2015/12/21 | 2016/6 | 2016/12 | 5.5.9 |
5.3 | 2016/8/23 | 2017/2 | 2017/8 | 5.6.4 |
5.4 | 2017/1/24 | 2017/7 | 2018/1 | 5.6.4 |
5.5(LTS) | 2017/8/30 | 2019/8 | 2020/8 | 7.0 |
5.6 | 2018/2/7 | 2018/8 | 2019/2 | 7.1.3 |
5.7 | 2018/9/4 | 2019/2/4 | 2019/9/4 | 7.1.3 |
5.8 | 2019/2/26 | 2019/8/26 | 2020/2/26 | 7.1.3 |
6.0(LTS) | 2019/9/3 | 2021/9/3 | 2022/9/3 | 7.2 |
laravel6からはPHP7.2以上が必要です。
最新PHPを導入しよう
ターミナルからHomebrewを使ってインストールします。
HomebrewとPHPを最新に
ターミナルからbrewを最新にしましょう。
$ brew update $ brew upgrade php
今入っているPHPのバージョンを確認
brew search php@7
PHP7.3をインストール
brew install php@7.3
PATH を通す
インストールしたあとはパスを通して使えるように設定します。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
PHPを再起動
brew services start php
$ php -v
これでPHPのバージョンが7.3になっているはず。
PHP 7.3.9 (cli) (built: Sep 14 2019 18:07:55) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group Zend Engine v3.3.9, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies with Zend OPcache v7.3.9, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
Laravel6をインストール
では、準備が整ったところでLaravelをインストールします。
composer create-project "laravel/laravel=6.*" sampleproject
インストールしたフォルダに移動してからバージョンを確認。
$ php artisan --version
Laravel Framework 6.0.4
localhostにアクセスして、いつもの見慣れたトップ画面が出れば成功です。
もしPermissionエラーが出る場合は、storageフォルダの権限を変更してみましょう。
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